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横須賀綺譚

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​続映のお知らせ

​​2020年7月31日

​ご好評につき、8月7日(金)より UPLINK渋谷にて続映いたします。

​COMMENT

この新人監督の第一作は大変な意欲作だが、ショットの連鎖ではなく台詞によって語られている点で、秀作とはいいがたい。ただ、すべてを九十分に仕上げているところは、高い評価に値する。

蓮實重彦(映画評論家)

日常が破壊される容赦ない現実は幻想のようであり、同時に失われた日常もまた幻想だったと思えてくる。そんなあてにならぬ世界で、たしかなものをつかみたいという願いを感じる作品。

小野寺系(評論家)

その問題提起や壮といえる映画であることは間違いない。

切通理作(評論家)

異様な肌触りの面白さだった。真正面から題材と向き合いつつジャンルを越え
エンターテイメントとして昇華させるには相当な勇気とセンスが求められるが監督の
大塚信一はそれを見事にクリアしていた。次はどう来るのかとても楽しみだ

​佐藤佐吉(脚本家)

「記憶」というものに多角的な視点で挑んだ本作から読み取ることができる数々の示唆的な設定やセリフ──〈メッセージ〉──は、いま、さまざまな現実に直面している一人ひとりが、それぞれの受け取り方をすることができると思う。この環境下にこそ公開される意義や必然性を、強く感じる。

折田 侑駿(文筆業)

​佐々木俊尚(ジャーナリスト)

嫌な映画だ。

何でも都合良く忘れて

できるだけ楽に生きようとする

​私たち自身の惰性を直視させられる

​森義隆(監督)

記憶と忘却という軸線に、当事者と非当事者というもうひとつの軸線が重なり、それぞれの登場人物の思いが強く浮かび上がる傑作。

『現実』が現実を侵食していく

​解説

2011年3月11日――あの日、私たちは「ついに来た」と思ったものだ。燃えさかる気仙沼を見ながら、原発のメルトダウンの報道におびえながら。そして、生き延びたのなら変わろうと思った。変わらなくては、死んだ人たちに顔向けできないじゃないか。あれから9年の月日がたち、まるで夢でも見たかのように、私たちはあの日の気持ちを頭の片隅に追いやって生活しています。主人公の春樹はそんな私たちの一人です。春樹はひょんな事から、被災して死んだと思っていた元恋人が「生きているかも」との怪情報を得て、横須賀へと向かいます。その旅はあの日の気持ちを思い出す旅でした――

春樹役に『恋の罪』『こっぱみじん』『走れ、絶望に追いつかれない速さで』などで注目を集めた小林竜樹を迎え、共演者にインディーズ映画から『シンゴジラ』といった大作、『anone』などの TV ドラマまで幅広く活躍する川瀨陽太、友情出演に烏丸せつ子、昨年、映画界を盛り上げた『カメラを止めるな』の長屋和彰らが脇を固める。監督・脚本は劇場公開作品としては長編デビューとなる大塚信一。普段はラーメン屋で働きながら本作を5年かけて完成させた。

結婚目前だった春樹と知華子は、知華子の父が要介護になったため、別れることとなった。

春樹は、知華子との生活と東京での仕事を天秤にかけ、仕事の方を選んだのだ。

それから震災を挟んだ9年後、被災して死んだと思われていた知華子が「生きているかもしれない」との怪情報を得た春樹は 半信半疑のまま、知華子がいるという横須賀へと向かう。

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​CAST

1969年生まれ。札幌市出身。自主映画の助監督を経て、福居ショウジン監督『RUBBER'S LOVER』にて俳優に転身。その後、瀬々敬久監督と出会い、数多くのピンク映画に出演。
以降、成人映画、Vシネマ、自主映画、一般映画、テレビと幅広く活躍。主な出演作に『シン・ゴジラ』(2016)『バンコクナイツ』(2017)『菊とギロチン』(2018)『天然生活』(2019)『月夜釜合戦』(2019)『AI崩壊』(2020)など。

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​​川瀨陽太

​​川島拓 役

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​​長内美那子

​​静 役

​​1939年生まれ。青森県出身。劇団青年座を経て、64年『生きている狼』で映画初出演。以後『昼帯の女王』と呼ばれ、映画、テレビ、舞台と幅広く活躍している。朗読劇「夏の雲は忘れない」をライフワークとしている。

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​​烏丸せつこ

​​陽子 役

1955年生まれ。滋賀県出身。79年、クラリオンガールに選ばれ芸能界デビュー。80年に『海潮音』(橋浦方人監督)で女優活動を開始、東陽一監督の『四季・奈津子』(80)で初主演を飾り、日本アカデミー賞新人賞、ゴールデンアロー賞新人賞を受賞。『駅 STATION』(81/降旗康男監督)では日本アカデミー賞助演女優賞に輝く。その他の出演作に『松ヶ根乱射事件』(06/ 山下敦弘監督)、『64- ロクヨン-』(16/瀬々敬久監督)、など。

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​​湯舟すぴか

​​田中絵里 役

1986年生まれ。宮崎県出身。社会人を経て、2012年頃から映像で活動。 フリーながら、自主映画から商業映画まで幅広く出演。 主な出演作に映画『トータスの旅』(永山正史監督/2016)、『ナミヤ雑貨店の奇跡』(廣木隆一監督/2017)、『真っ赤な星』(井樫彩監督/2018)、『マンドリンの女』(白石和彌監督/2019)、『SHELL and JOINT』(平林勇監督/2020)、ドラマ『火花』などがある。

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​​長屋和彰

​​梅田 役

1987年生まれ。東京都出身。空前の大ヒットを果たした『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督/2018)に出演。映画やドラマ、舞台等、幅広く活動している。近年の出演作に映画『わたしは光をにぎっている』(中川龍太郎監督/2019)、『ホットギミック ガールミーツボーイ』(山戸結希監督/2019)、短編映画『あるいは、とても小さな戦争の音』(村口知巳監督/2018)、ドラマ『フルーツ宅配便』(沖田修一監督/2019)がある。

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​​小林竜樹 

​​戸田春樹 役

1989年生まれ。神奈川県出身。2011年、園子温監督作品『恋の罪』で映画初出演。その後、映画、TV、舞台、CMなど幅広く出演。最近の主な出演作品は、映画『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(中川龍太郎監督/2016)、『愚行録』(石川慶監督/2017)、『菊とギロチン』(瀬々敬久監督/2018)、『真っ赤な星』(井樫彩監督/2018)など。

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​しじみ

​​藪内知華子 役

1983年生まれ。島根県出身。2011年今泉力哉監督作品『終わってる』でヒロインを務める。映画、舞台で幅広く活躍している。最近の出演作は【映画】Motherhood/ドスえもん/クレマチスの窓辺【舞台】水素74% /トリコロールケーキ/東葛スポーツなど。

​​STAFF

1964年生まれ。岩手県出身。主な作品に『こっぱみじん』田尻裕司監督、『CHARON』高橋玄監督、『校庭に東風吹いて』金田敬監督がある。

​​録音・整音

​​小林徹哉

1964年生まれ。兵庫県出身。主な作品に『avec mon mari』大谷健太郎監督、『新宿歌舞伎町保育園』城定秀夫監督、『行旅死亡人』井土紀州監督がある。

​監督・脚本

大塚信一

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1980年生まれ。長崎県出身。日本大学文理学部哲学科卒。20代前半に長谷川和彦に師事。飲食店で働きながら『連合赤軍』のシナリオ作りの手伝いをする。『いつか読書する日』(05 緒方明監督)などの現場に制作として散発的に参加するが、映画の現場からは離れる。基本的にラーメン屋での勤務で生計を立てながら、自主映画を制作するが、完成まで至らず。今作『横須賀綺譚』ではじめて映画を完成させる。子供が生まれる前に最後の挑戦として、短編を一本撮ろうと準備を始めた企画だが、それがいつしか長編となり、息子も4才となった。制作期間に五年かかった企画である。

ヘッディング 5

​​撮影・照明

​​飯岡聖英

《監督補》上田慎一郎 《助監督》小関裕次郎 植田浩行 《制作》吉田 幸之助 《撮影助手》岡村浩代 榮穣 《メイク》大貫 茉央 《美術応援》広瀬寛己 

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​​劇場情報

       東京都  K's Cinema   終了

      

          UPLINK渋谷   終了   

                         

         下高井戸シネマ   終了

        新文芸坐   終了  

        

   new!   江古田映画祭 3月5日(金)16:30〜

               3月7日(日)19:00〜  

               3月9日(火)  13:00〜(監督大塚のトーク付き)

       神奈川県 横浜シネマリン   終了        

        福島県  フォーラム福島   終了  

   

    栃木県  小山シネマロブレ 終了       

        群馬県  前橋シネマハウス 終了   

        愛知県  シネマスコーレ  終了

   長野県  松本シネマセレクト 終了

     新潟県  シネ・ウインド  終了

    大阪府  シアターセブン  終了

        京都府  京都みなみ会館  終了


        兵庫県  元町映画館    終了

        岡山県  シネマ・クレール 終了

        広島県  横川シネマ    終了

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